ーーー2xxx年
ゴウン…ゴウン…
毎日毎日、巨大な機械が奏でる重低音
俺はこの音が…
大嫌いだ
大ウンチ帝国
かつてここはニッポンと呼ばれていたらしい
が、ある日突然空から降ってきた巨大なウンチによってニッポンは変わってしまった
巨大なウンチから現れた謎の生命体-現在ではウンチ族と呼ばれている-による強力な攻撃によってあっという間に乗っ取られてしまったニッポンはウンチを人工的に生み出すための巨大な機械を作らされ、その機械の管理を一生背負わされることになった
目的はいまだに分からない
しかし、逆らった者は殺される。これだけは確かだ。
そして時は現代、俺は大ウンチ帝国で暮らすニッポン族の臭井 運太郎(くさい うんたろう)
ウンチの工場で働いている。
ウンチは嫌いだ。臭いし、汚いし。
でもこの工場で働かなくてはならない。これは強制だ。
もうこんな国嫌だ…
俺は…
「大ウンチ帝国から出て行きたい…」
「その言葉、本気か?」
まずい!!!つい口に出してしまった…しかも誰かに聞かれた…終わった…殺される…
「青年、その願い、叶えてやろうか?」
…え?
「それ、どういうことですか…?」
「大ウンチ帝国から出て行く方法があるということだよ」
「そんなバカな…!ここから逃げ出そうとした人は全員帝国に殺されたって聞きました…」
「ああ、逃げ出すのは難しいだろうね。監視の目が厳しすぎる」
「じゃあどうやって!?」
「潰すんだよ。大ウンチ帝国を」
「潰す!?どうやって!?」
「よく聞いてくれたねぇ…どうやって潰すかっていうと…」
「一体どうやって…?」
「それはね…
すっごくおっき〜いウンチを帝国の上にブリブリ出して、全部まとめて潰しちゃお」
「……………………
エ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!?」
駿(はやお)A「っていうのどうすかねぇ…」
駿(はやお)B「うーん…」
A「いや、なんかくだらなすぎて逆に面白い!みたいな…そういう狙いなんすけど…」
B「まあ…そういうの自体は別に良いと思うんだけどさぁ…前回あんなこと言っといていざ投稿したのがこの記事だったら…ねぇ?」
↑あんなこと
B「なんか…流石に逃げすぎじゃない?」
A「………」
B「わかるよ。気持ちは。ハードル上げすぎた感はあったしさ。なんとなく想像できてたし。逃げ記事に走るの。でもさ…それでいいの?」
A「………」
B「いいならいいけど…」
A「…ぼくはね、大ウンチ帝国でちゃんと面白いの一本書き切るつもりだったんです。最初は。でもね、そんなん無理なんすよ。逃げてもいいじゃないか…逃げたって…」
B「………」
A「逃げることの!!!!!!!!何が悪いんだよ!!!!!!!!!」
B「…逃げることは確かに悪いことじゃないさ。だがもっと自分と…そして読んでくれてる人たちに向き合うべきなんじゃないのか?」
A「向き合うっつったってどうしたらいいんだよ!!!」
B「…ありのままの自分でいればいいんだよ。無理に面白いこと書こうとしなくたっていいし。好きなことだけ書けばいいじゃないか。」
A「好きなこと…」
B「ボカロの話とか、お笑いの話とかさ。好きじゃん。そういうの書こうよ。」
A「でもにわかとか叩かれたら嫌だし…」
B「何言ってんだ。このブログのタイトル…忘れたのか?」
A「…!!!」
B「にわかが専門家を気取るブログ…だろ?」
A「そっか…にわかだけど専門家気取りで何書いたっていいのか…!」
B「そうだよ。そういうブログなんだから。」
A「ありがとう…ありがとう!!!」
B「いいってことよ…」
A「でも一つだけいいかな…」
B「なんだい?」
A「このブログ名ダサいから変えたい」
B「正直俺も。」
今後もブログ名は変えず、投稿する記事だけ少し路線変更(というか初期の路線に軌道修正)して続けようと思います。今後もよろしくお願いします。
あとぽぽぽ日記の毎日投稿ですが再開します。ぽぽぽ日記に関しては以前にもチラッと書きましたが頃合いを見てnoteに移行しようと思ってますのでよろしくお願いします。
そんなわけで
大ウンチ帝国
完。