どうも、駿(はやお)です。
昨日放送された第41回ABCお笑いグランプリの感想、語らせてくれ!!!頼む!
(にわかが専門家を気取るブログってタイトルなので許して)
☆Aブロック
世間知らズ『横顔がかっこいい(漫才)』
全然悪くなかったと思うんですけどね〜。会場のお客さんにはイマイチハマってなかった感じ。やっぱりトップバッターっていうのも影響あるのかな?
後半のイチャつくクダリからの「付き合ってないですよ」は普通に好きです。あそこもっとドカーンとウケる想定だったんじゃないでしょうか。わかんないけど。
チェリー大作戦『テスト(コント)』
みんなマスクしてるから誰が歌ってるのか分からないって設定が今のご時世にも合っててよかったです。ワンチャン最終決戦行くかと思ったな〜。
今回初めてネタ見たんですけどこういうタイプのネタってキングオブコント決勝でも跳ねそうって思いました。
あと先生役の人の演技が好きです。
からし蓮根『刑務所(漫才)』
わりと有名なネタですよね。ここでこれ持って来たか…!
囚人番号1番(オープニング囚人)のボケとツッコミがマジで好きなのでそこは個人的にめちゃくちゃ面白かったんですけど、やっぱytvとM-1の決勝でやった教習所のネタやCAのネタと比べてしまうとどうしても後半弱い気がしてしまいました。からし蓮根にはその2ネタみたいな感じで後半に大爆発を求めてしまうんですよね。
ちょうど今ハードル上がりまくってる時期なんだろうな。きっと。
オズワルド『甥っ子へのプレゼント(漫才)』
おもしれ〜。
見たことあるネタだったんですけどちゃんと面白かったです。
オズワルドは静かにじわじわ上げていって、最後しっかりトップスピードに持っていく感じが最高に気持ちいいですよね。
何故か伊藤がピンチなのと、道徳の授業のクダリは何回見ても笑っちゃう。
ウケ的にチェリー大作戦とオズワルドどっちかが行くかな…?チェリー少し優勢か…?と思ってたらオズワルドが勝ちましたね。ここは接戦だったんじゃないかなぁ。
☆Bブロック
ベルサイユ『幸せな時がありました(ピン)』
1発目の大ボケはインパクトあって爆発力抜群でほんとにすごい。どこでやってもウケると思う。
2発目同じことやってもウケ弱まるだろうしどうするのかなと思ったらまさかのせり上がり。この2発で確実に仕留めに来てるのがヤバすぎますね。
個人的にはネタ終わりに暗転の中でヒラヒラさせながら降りて行く様子もじわじわ来ました。綺麗すぎて面白い。
漫談パートのJUJUのクダリとかもう少しウケても良いような気がしたんですけど思いっきり悪意ボケなのもあってちょっと笑いにくかったのかな?
カベポスター『ストリートミュージシャン(漫才)』
前半ウケ弱くて心配したんですけど後半のために振ってたからだったんですね。最後に一番最初の2人組がパステル学園なのでは?ってなるところ、ほんと面白かったです。上手く回収したな〜。
終わりに近づくにつれて盛り上がって行くっていう理想の形だったと思います。まあ前半の後半回収するために振っていくパートでもっとウケてたらさらに理想の形だったんでしょうけどこういうタイプのネタでそれは激ムズすぎるのでしゃーない…
コウテイ『田舎(漫才)』
ハイテンションの勢いだけで押し切るタイプかと思いきや意外としっかりしたネタをすることでお馴染みのコウテイ。今回もしっかり期待通りのネタでした。
ただいつもよりちゃんと賞レースに寄せてきて色んな人が笑いやすくしてた印象。ほとんどの審査員が1位評価だったのもそれが効いたからじゃないでしょうか。
あと掴みがめちゃくちゃ良かったな〜〜〜!連続プロポーズもそうだし、ツッコミ両替すなもワケわからんくて、初っ端から最高にコウテイワールドでした。
最初から一気に自分たちの世界に引きずり込めるのはコウテイの強みですよね。
そいつどいつ『すっぴん(コント)』
面白いネタなのにな〜…!
イマイチ爆発が起きなかったのは単純にあの会場のお客さんにハマらなかったからなのか、それとも流石に有名なネタすぎてバレまくってたからなのか…ぼくは後者だと思うんですけどどうなんでしょう。
雷の光で明るくなるところとかもっとウケても良い気がするんですけどね。
ただまあこのネタはそいつどいつの勝負ネタだと思うんで賞レース決勝の舞台で披露できたのは良かったんじゃないでしょうか。
☆Cブロック
フタリシズカ『オーディション(コント)』
全体的にしっかりウケててすごく良かったし面白かったですね。
フタリシズカのネタは悪口で曲作るやつしか知らなかったので「こんなに面白いネタ持ってるんだ!」ってなりました。けん玉間に合わないクダリとか好きだな〜。
一番変なボイパ×リコーダーだけはちゃんと自分でやるっていう大ボケからの顔可愛くないはマジで面白かったです。良いネタだった。
その分2本目もこのレベルの良いネタ揃えられてるのかはこの時点で不安っちゃ不安だったんですよね…
滝音『歴史が好き(漫才)』
面白かったけど緊張してたのか本調子じゃなかったような…!本当はもっとウケるんだけどな…!去年のM-1予選のネタとか好きです。
でも抜群のワードセンスはしっかり見せつけることができたんじゃないでしょうか。ベイビーワードとか満場一致でキモサピエンス人とか、もっとウケてくれや〜。頼むよ〜。
ビスケットブラザーズ『友達のお母さん(コント)』
裏切りの連続。やっぱりビスケットブラザーズは面白い。漫才も含めて見たことあるネタ全部面白かった気がする。
家すら違ったのはかなり衝撃度高くて最高でしたね。蟻地獄タイプの変態とかいうパワーワード。
ラストイヤーなのもあってビスケットブラザーズの2本目を見たかった感はかなりありましたがまあしゃーない。
さや香『うんちく(漫才)』
イマイチ会場にハマってなかった印象。
ぼくもさや香のことは別に嫌いじゃないんですけど、やっぱりM-1決勝で披露した「うたのおにいさん」が強すぎて以降は賞レースであまり結果残せてないイメージ。まあ何回もABCの決勝来てるだけでかなりすごいんですけど!
顔芸パートが長いわりにウケきってなかったのでもったいないな〜と思いながら見てました。
最終決戦
オズワルド『想像の子ども(漫才)』
かなりのサイコネタ。少しお客さん引いてましたがしっかりウケてたんじゃないでしょうか。
「後でもう1人来ます」の掴みが重要なボケに繋がる振りになってたのがあとあと分かる構成好きです。
相方の名前をつけてたっていうのはかなりのサイコ要素を感じるボケでめちゃくちゃ笑ってしまいました。普通に知ってるネタだったのに。すごいなぁ。
コウテイ『怪盗(コント)』
なんだよコレ!!!初見でくっそ笑っちゃいました。
勢いすごすぎる。最初から最後まで異常なまでのくだらなさ、流石。
お互い相手が着替えてるときに「うああああああ!!!」って叫んでるだけなの面白すぎる。マジで何このコント。すごいな。内容無さすぎてそれしか言えないけど。ほんと笑った。
岸本ジンジ→怪盗ロゼロ→岸本ジンジに対して「なんで一回俺を挟んだんだ!」ってツッコミ、最高。確かにな。なんで挟んだんだよ。
それでオチが急に出てきたエレファント杉山。マジで何??????
賞レースの最終決戦でこの悪ふざけっぷり、本当に素晴らしかったです。
フタリシズカ『心の声が聞こえる(コント)』
別に悪くはなかったけど…!!!
2本揃えるのは厳しかったか…?どうしても1本目を超えられなかったなぁ…最初から最後までずっと微ウケが続いてしまった印象でした。
急に踊りだすのとか、悪口で曲作るネタでもやってたと思うんですけどそっちではかなりウケるボケだった気がするんですよね。今回は逆にそこから失速した感じがあるし、1本目がハマった観客には求められてなかった感じのボケだったんだろうなぁ。
ただまあ一本目がAbemaの視聴者投票で1位になってたんで強いインパクトは残せたんじゃないかな!
そんなこんなで優勝はコウテイ!おめでとうございます!!!
コウテイのネタは実は以前から好きだったのでかなり嬉しいです!テンション上がるなぁ。
ちなみにytvの賞レースも好きなコンビが何組か上がってて期待してるのにずっと延期されたままなので早く開催してほしいです。頼む!
まあとにかく、そんなこんなで本当にレベルも高くて面白い大会でした。楽しかった!
ではまた〜。